「人生100年時代」への不安を「わくわく」に変える処方箋:働くシニア世代の本音調査から読み解く、キャリア後半の羅針盤

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働くシニア社員の本音調査2025 レポート全文

「人生100年時代」に7割超が「どんより」と感じる背景

今回の調査結果からは、多くのシニア社員が「人生100年時代」に対して肯定的な展望を持てずにいる現状が浮き彫りになりました。その背景には、いくつかの要因が考えられます。

企業からの支援が「届いていない」実態

勤め先でのシニア社員支援施策の実施状況について尋ねたところ、73.5%もの回答者が「わからない」と答えています。これは、企業側が施策を実施していても、それが当事者であるシニア社員に十分に認知されていない、あるいは活用されていない可能性を示唆しています。

勤め先での施策実施状況と人生100年時代への印象

ロールモデルの不在と学習機会の不足

「ああいう人になりたい」といったロールモデルや「こんな風になりたい」という具体的なイメージを持つかという問いに対し、「いない」「考えたことがないのでわからない」と答えた人が合わせて8割を超えました。また、過去1年間で仕事に役立てる目的で学習したかという問いには、84.7%が「特にしなかった」と回答しています。

ストレス要因とロールモデルの有無

学習実践の有無

ストレス要因は「体力」「人間関係」「将来への不安」

働く中で感じるストレス要因としては、「体力がない・足りないと感じること」(39.6%)が最も多く挙げられました。次いで「職場の人間関係が好ましくない」(36.7%)、「人生の先行きが見えない」(29.5%)が上位を占めています。これは、シニア世代特有の身体的変化や、キャリアの終盤における漠然とした不安が、日々の業務に影響を与えていることを示しています。

キャリア後半を「わくわく」に変える二つの鍵

今回の調査のクロス集計結果からは、シニア世代が「わくわく」と幸福感を持って働くための重要な二つの鍵が見出されました。

鍵1:ロールモデルの存在が幸福感を高める

ロールモデルを持つシニア社員は、持たない社員に比べて幸福度が高い傾向にあることが明らかになりました。具体的には、ロールモデルが「いる・ある」と回答した人は、「非常に幸福感がある」「やや幸福感がある」と答える割合が高くなっています。

ロールモデルの有無と幸福感の関係

鍵2:学習実践が「わくわく」感を育む

仕事に役立つ学習を実践しているシニア社員は、「人生100年時代」に対して「わくわくする」という肯定的な印象を持つ傾向が強いことが示されました。学習を通じて自己成長を感じ、新たな可能性を見出すことが、未来への期待感に繋がっていると言えるでしょう。

学習実践と人生100年時代へのワクワク感の関係

40代・50代が今から実践すべきこと

この調査結果から、キャリアの後半戦を迎える40代・50代の皆様が、主体的に「わくわく」する未来を築くための重要な示唆が得られます。

1. 自身の「軸」を明確にする

どのような働き方をしたいのか、どんな人物になりたいのか、具体的なイメージ(ロールモデルやパーツモデル)を持つことが、幸福感に繋がります。これは必ずしも社内の人物に限らず、多様な分野から見つけ出すことが可能です。自身の価値観や強みを再認識し、今後のキャリアプランを描く「軸づくり」を意識的に行うことをお勧めします。

2. 継続的な学習習慣を身につける

仕事に役立つ学習を継続することは、「人生100年時代」への肯定的な展望をもたらします。自己投資として、自身の専門性を高める学びや、新しいスキル習得に積極的に取り組むことをお勧めします。例えば、オンライン講座の受講や専門書を読むなど、日々の生活に学習時間を取り入れる工夫をしてみましょう。

3. 企業支援を積極的に活用する

勤め先にシニア社員向けの施策があるかを確認し、不明な場合は人事部門に問い合わせるなど、積極的に情報を取得し活用することが重要です。企業が提供する研修や制度は、自身のキャリア形成をサポートする貴重な資源となり得ます。

リ・カレント株式会社では、シニア社員が自身の役割を主体的にデザインする「ジョブ・クラフティング」研修を提供しています。このような外部の専門的な支援も視野に入れることで、個人のキャリア形成をより強固なものにできるでしょう。

ジョブ・クラフティング研修の概要

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この記事を書いた人

沖縄で3匹の猫たちと暮らす「沖縄の黒猫」と申します。スマホやAIの進化で色々な情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、得た情報を実践するのは凄く難しいので、得た情報を記事にすることで色々行動出来る様になりたいと思い、サイトを運営しています。

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