Z世代の「調和」志向を理解する鍵:新発表「ビジネス人格」16タイプ診断が示す現代の働き方

目次

現代の働き方を可視化する「ビジネス人格」4分類16タイプ

次世代キャリア研究所は、20問の設問を通じてビジネスパーソンの働き方を4つの価値観軸から分類し、それぞれを「挑戦型」「戦略型」「職人型」「調和型」の4分類、さらに詳細な16タイプに整理しました。

ビジネス人格診断で見えた Z世代の働き方 挑戦・戦略を上回る「調和」志向

この分類は、以下の4つの志向軸の組み合わせに基づいています。

  • Manager(マネージャー志向)⇔ Player(プレイヤー志向):組織を率いるか、個人の専門性を追求するか

  • Quest(自己実現)⇔ Reward(他者貢献):自身の成長や目標達成を重視するか、周囲への貢献や評価を重視するか

  • Value(やりがい)⇔ Terms(環境条件):仕事の内容や意義に重きを置くか、労働時間や報酬などの条件を重視するか

  • Challenge(理想主義)⇔ Safety(現実主義):高い目標や困難な課題に挑むことを好むか、安定性や確実性を重視するか

これらの軸の組み合わせによって、具体的な16タイプの「ビジネス人格」が定義されています。例えば、「挑戦型」はやりがいや成長の機会を基準に前へ進むタイプ、「戦略型」は合理性や勝ち筋を基準に成果を出すタイプ、「職人型」は丁寧さや専門性を基準に積み上げるタイプ、「調和型」は再現性や安定性を重視し、無理なく成果を出すタイプです。

挑戦型、戦略型、調和型、職人型の4つのタイプに分類され、それぞれに異なる役割を持つ動物たちが紹介されている。

調査結果から見えてくる現代の働き方の傾向

本調査では、1,600名の社会人を対象にWebアンケートを実施し、興味深い結果が明らかになりました。特に、管理職や専門職としてチームを率いる皆様にとって、若手層の働き方を理解する上で重要な示唆が含まれています。

全体で最多は「調和型」

まず、全体の分布を見ると、最も多かったのは「調和型」で34.7%を占めました。次いで「戦略型」が26.4%、「挑戦型」が21.7%、「職人型」が17.3%という結果です。これは、挑戦や戦略といった「攻め」の働き方だけでなく、再現性、協働、安定運用を重視する「調和型」が現代のビジネスシーンで大きな存在感を示していることを意味します。

N=1,600名を対象とした働き方に関するWebアンケート調査の結果を示す円グラフです。最も多かったのは「調和型」で34.7%を占め、働き方の多様化が進む現状を伝えています。

Z世代は「調和」を、ミドル世代は「挑戦・戦略」を重視

世代別に分析すると、働き方の重心が大きく異なることが明らかになりました。20代から30代の若手層(Z世代)では「調和型」が最も多く、従来の「若手=挑戦志向が強い」というイメージとは異なる結果が出ています。これは、再現性やチームの安心感を重視し、無理なく成果を出す働き方が若手層に支持されていることを示唆しています。

一方で、40代から50代のミドル層では、合理性や勝ち筋を重視する「戦略型」や、やりがいや成長を求める「挑戦型」の比率が相対的に高い傾向が見られます。これは、ミドル層が意思決定や成果設計を担う役割が中心となっている現状を反映していると言えるでしょう。

世代が上がるほど「挑戦・戦略」志向が強まる一方、20~30代では「調和」を重視する働き方が顕著であることが示されたキャリア志向の調査結果。

この世代間の働き方の違いを理解することは、管理職の皆様が若手メンバーとのコミュニケーションを円滑にし、チームのパフォーマンスを最大化する上で非常に重要です。相手が自分と同じ基準で働いているわけではない、という前提に立つことで、より建設的な対話が生まれるはずです。

高年収帯に集まる「推進役」と「安定役」

年収帯別の分析では、興味深い傾向が確認されました。高年収帯(1,000万円以上)では、「最前線キャプテン」や「勝負師マネージャー」といった推進役タイプ(成果責任を担うタイプ)の比率が高まる傾向が見られました。これは、結果責任を伴う意思決定や推進を担う役割が、年収上位層で存在感を持つことを示しています。

しかし、高年収帯に分布しているのは挑戦志向のタイプだけではありません。「堅実プロデューサー」のように、組織や業務を安定的に支える役割も、上位帯に一定数存在しています。

ビジネス人格を年収帯別に分類し、その分布を示すグラフです。挑戦型、戦略型、職人型、調和型の4タイプと各ロールが年収ごとにどう分布するかをパーセンテージで示し、「推進役」と「安定役」が年収上位層に分布していることを強調しています。

この結果は、年収帯ごとの違いが、価値観や人格タイプの優劣ではなく、どのタイプがどの役割を担い、その役割がどの年収帯で多く現れているかという「役割構造の違い」として表れていることを示唆しています。多様な役割がそれぞれ組織に貢献し、その貢献が適切に評価されている現状がうかがえます。

働き方の「クセ」を知り、自己と組織の成長を加速させる

今回の調査結果と「ビジネス人格診断」は、個人のキャリア形成と組織マネジメントの両面において、非常に有益な示唆を与えてくれます。

ビジネス人格診断の16タイプを紹介するカラフルなイラスト。様々な職業や役割に扮した動物キャラクターが描かれており、働き方の多様性を表現し、自己理解と成長を促す内容です。

自己理解を深める

ご自身の「ビジネス人格」を理解することは、自身の強みや働き方の「クセ」を客観的に把握し、キャリアの方向性を考える上で大いに役立ちます。どのような環境でパフォーマンスを発揮しやすいのか、どのような役割が自分に合っているのかを知ることで、今後のキャリアビルディングをより戦略的に進めることができるでしょう。

チームの相互理解を促進する

管理職の皆様にとっては、部下やチームメンバーの「ビジネス人格」を理解することが、マネジメントの質を高める鍵となります。メンバー一人ひとりの働き方の基準や価値観を把握することで、個々に合わせた目標設定、フィードバック、役割分担が可能になります。多様な価値観が共存する現代の職場において、相手の「違い」を理解することは、チーム内の対話を促進し、より強固な信頼関係を築く土台となるはずです。

今後のキャリア形成とチームマネジメントのために

働き方の多様化が進む現代において、自身の働き方の「クセ」を理解し、同時に他者の働き方の基準を知ることは、個人と組織の双方にとって不可欠です。今回提供が開始された「ビジネス人格診断(16タイプ)」は、まさにこの目的のために開発されたツールです。

この診断を活用することで、あなたは自身の強みや働き方の傾向を再認識し、これからのキャリアを考える上での羅針盤を得られるでしょう。また、チームを率いる立場であれば、メンバーとの対話のきっかけを作り、より生産的で働きやすい職場環境を構築するための一助となるはずです。

ぜひ一度、ご自身の「ビジネス人格」を診断し、今後のキャリア形成とチームマネジメントに活かしてみてはいかがでしょうか。

▼診断はこちらから
ビジネス人格診断(16タイプ)

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この記事を書いた人

沖縄で3匹の猫たちと暮らす「沖縄の黒猫」と申します。スマホやAIの進化で色々な情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、得た情報を実践するのは凄く難しいので、得た情報を記事にすることで色々行動出来る様になりたいと思い、サイトを運営しています。

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