受賞の背景と「Benesse Reskilling Award 2025」とは
「Benesse Reskilling Award」は、組織的なリスキリングへの取り組みを評価し、その成功事例を社会に発信することで、企業におけるリスキリング施策や学習文化の醸成を促進することを目的とした表彰制度です。
NTT西日本は、このアワードにおいて「イノベーティブストラテジー賞」に輝きました。これは、「全社員総活躍」を掲げ、事業戦略の達成に向けた高度スキル人材の育成から、社員の挑戦を後押しする越境文化の醸成まで、幅広い取り組みが総合的に評価されたものです。今後のさらなる変革への期待も寄せられています。

「Benesse Reskilling Award 2025」の詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
受賞に至ったNTT西日本の具体的な取り組み
NTT西日本がイノベーティブストラテジー賞を受賞した背景には、以下の4つの具体的な取り組みがあります。
経営戦略と人材育成戦略の連動
通信事業の枠を超えた新たな価値創造を目指し、リスキリングを「お客様の課題を解決するための学び」と再定義しています。成長戦略と人材育成戦略を密接に連動させ、「全社員総活躍」を実現するための制度や施策を展開することで、社員の自律的なキャリア開発と専門性向上を支援しています。
重点領域の設定と高度スキル人材の育成
ビジネス拡大と業務変革を推進するため、7つの重点領域を設定しています。これらの領域において、最新技術や高度な専門スキル、資格を保有する人材を「高度スキル人材」と認定。各領域の主管組織であるCoE(Center of Excellence:特定の専門分野における中核組織)を定め、高度スキル人材の育成や人事配置の一部権限を移譲することで、現場を巻き込みながら人材確保・育成を推進しています。
自律的キャリア開発支援の4本柱
社員が自律的にキャリアを開発できるよう、以下の4つの柱に基づく施策を展開しています。
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知る:キャリアデザインポータルサイトや経営層からのメッセージを通じて、キャリア形成に必要な情報を提供しています。
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相談する:キャリア相談窓口を設置し、開設から約2年半で2,000件を超える相談実績があります。この取り組みは「グッドキャリア企業アワード2024」の大賞受賞など、社外からも高く評価されています。
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学ぶ:オンデマンド型学習プラットフォーム「Udemy Business」を活用し、全社員の約2割にあたる7,000名が自主的に受講しています。
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挑戦する:手上げ人事や社内ダブルワークといった制度を設け、自律的な実践機会を充実させています。
新しい挑戦を後押しする文化醸成「E-1グランプリ」の開催
社員の越境活動(所属部署や専門分野を超えた活動)を奨励し、そのような挑戦を応援する上司を称賛する文化を構築するため、「E-1グランプリ」を開催しています。「E-1グランプリ」を起点として構築された越境コミュニティには、これまでに累計400名以上が参加。社員のマインド、スキル、行動力、そして社員同士のコミュニケーション向上に寄与しています。

今後の展望
NTT西日本は、地域に密着したICT企業として、今後も人材育成を通じて社員の成長を支援し、地域社会とともに新しい価値を創造していく方針です。通信事業の枠を超え、社員の専門知識と叡智によって、複雑化・高度化するお客様の課題に応え、お客様の役に立つ会社へと変革を進めていくことでしょう。
このような企業の取り組みは、私たち自身のキャリア形成においても示唆に富んでいます。常に学び続け、新しい挑戦を恐れない姿勢が、個人の成長と組織の発展に繋がることを改めて認識させられます。


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