AIがもたらすビジネス変革の多角的な視点
「AI博覧会 Spring 2026」では、多岐にわたるテーマのカンファレンスが開催されます。ここでは、特に注目すべき講演をいくつかご紹介します。
「フィジカルAI」による現場革新
基調講演では、株式会社Highlandersの増岡 宏哉氏が「フィジカルAI時代における日本の戦い方」と題し、デジタルから物理空間へと拡張するAIの最前線を解説します。消防やプラント保守といった過酷な現場で活用されるAI搭載四足歩行ロボット「HLQ PRO」の実演も予定されており、最先端技術がもたらす現場革新を肌で体感できる貴重な機会となるでしょう。
組織全体のDX推進
Google Cloud Japanの福井 順一氏は、「Gemini 3で個人の生産性向上から組織のDX推進まで」をテーマに、最新AIモデル「Gemini 3」が企業の生産性を根底から引き上げる具体的な活用アプローチを紹介します。個人の効率化から組織全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速へと繋げるための実践的な指針が提示されるはずです。

また、花王株式会社の内山 徹也氏は「花王のDX人財育成とAI活用最前線」と題し、伝統ある日本のメーカーが全社規模でAIを活用するためのDX戦略と生成AI活用の最前線を公開します。社内浸透を進めるための具体的なアプローチは、多くの企業にとって参考になるでしょう。

さらに、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の住吉 政一郎氏は、「AIネイティブ化を実現させるDeNAのAI戦略」として、AIツールの導入で終わらせず、真に現場へ定着させ成果を引き出すための独自の意思決定と導入プロセスを公開します。

老舗企業の変革事例
創業220年の株式会社Mizkanからは、デジタル推進部の東 雅子氏と近藤 陽菜氏が登壇し、「創業220年の老舗企業を変える、社員発の生成AIムーブメント」について語ります。社員が主体となって生成AIを導入し、組織風土を変革した具体的な事例は、伝統的な組織におけるAI活用の突破口を示すものとなるはずです。

データ基盤の重要性
Snowflake合同会社の髙橋 敏行氏は、「データが整えば、AIは輝き出す」という講演で、AI活用の成否を左右する「データ」の質と基盤の重要性を強調します。AIをビジネスで真に輝かせるためのデータ整備における3つの要点が、実践的なデモを交えて解説される予定です。

AIエージェントによる新たな顧客体験
株式会社ぐるなびの岩本 俊明氏は、「検索からマッチングへ。AIエージェントが創る次世代の飲食体験」と題し、AIエージェントが顧客体験(CX)を劇的に転換させる可能性について解説します。『UMAME!』の事例を基に、自社データを活用して新たな顧客体験を生み出す具体的な手法とロードマップが明かされるでしょう。

フィジカルAIアーキテクチャとLLMの融合
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の橋口 祐司氏は、「Reëmbody:フィジカルAIアーキテクチャ×LLM(大規模言語モデル)」のテーマで、LLMの高度な言語能力とフィジカルAIの融合がもたらす未来の構想と、新たな価値共創に向けたITアーキテクチャの視点や考え方を提示します。

「学び」と「体験」を両立するイベント構成
「AI博覧会 Spring 2026」では、40以上のカンファレンスが開催されるだけでなく、フィジカルAI・ロボットゾーンが新設されます。ここでは、現場の労働力不足などの課題解決に活用できるロボットやヒューマノイドの実機展示が行われる予定です。
AIエージェントの業務活用、生成AIの活用を「学び」から「成果」へとつなげる実践術、AI基盤の選定・本番導入のポイントなど、企業が直面する幅広いテーマがカバーされています。登壇セッションで最新の知見を「頭で理解」し、展示ブースですぐに「手で確かめる」ことができるため、戦略立案から現場活用に至るまでの知見を短時間でキャッチアップできるでしょう。
これらの多様なセッションと実機展示は、AIの導入を検討している企業や、既存のAI活用をさらに深化させたいと考える管理職・専門職の方々にとって、具体的な戦略立案と実践に直結する知見をもたらすはずです。
「AI博覧会 Spring 2026」開催概要
-
日時: 2026年4月7日(火)10:00~18:00、4月8日(水)10:00~17:00
-
会場: 東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
-
主催: 株式会社アイスマイリー
カンファレンス情報詳細は公式サイトにて随時更新されますので、ご確認ください。


コメント