こんにちは、麻雀が三度の飯より好きな「沖縄の黒猫」です。
「ビジネスで成功したければ、麻雀を覚えろ」
もしあなたが尊敬する経営者や、敏腕マーケターからこう言われたら、どう思いますか?
「いやいや、ただのギャンブルでしょ?」
「運ゲーに時間を費やすくらいなら、本を一冊でも読んだほうがいい」
かつては私もそう思っていました。しかし、実際にサイト運営やビジネスの現場で数々の修羅場をくぐり抜けてきた今、断言できます。
麻雀こそ、不確実な現代ビジネスを生き抜くための「最強の教科書」である。
サイバーエージェントの藤田晋社長をはじめ、多くのトップランナーがなぜこれほどまでに麻雀に熱中するのか。
それは単なる息抜きではありません。麻雀というゲームの構造そのものが、経営や投資、そして人生の縮図だからです。
この記事では、麻雀のルールを全く知らない方でも理解できるように、一流の経営者が麻雀から学んでいる「期待値の思考法」と「引き際の美学」について、私の実体験を交えながら徹底的に深掘りします。
読み終える頃には、あなたのビジネスに対する視野がガラリと変わり、明日からの意思決定に迷いがなくなるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
なぜビジネスエリートは「将棋」ではなく「麻雀」を語るのか?
まず、根本的な問いから始めましょう。知的なゲームといえば将棋やチェスもあります。しかし、なぜビジネスの現場では麻雀がこれほど引き合いに出されるのでしょうか。
その答えは、「情報の不完全性」にあります。
完全情報ゲーム vs 不完全情報ゲーム
将棋やチェス、囲碁は「完全情報ゲーム」と呼ばれます。盤面の状況、お互いの持ち駒、過去の手順など、すべての情報が公開されています。そこにあるのは「読み」と「論理」の世界であり、理論上は運の要素が入り込む余地はありません。
一方、麻雀は「不完全情報ゲーム」です。
- 相手の手牌(持っている牌)は見えません。
- 次に山から積もってくる牌が何かも分かりません。
- 相手が何を考えているか、心理を読み取る必要があります。
これ、何かに似ていませんか?
そうです、まさに私たちご身を置いている「ビジネス環境そのもの」なんです。
ビジネスは「見えないこと」だらけ
私たちがブログ運営やマーケティングを行う際、すべての情報が手元にあることはまずありません。
- Googleのアルゴリズムが明日どう変わるかは誰にも分からない(ツモの不確実性)。
- 競合サイトがどんな記事を仕込んでいるかは見えない(相手の手牌の不可視性)。
- ユーザーのニーズは常に変動する(場の流れ)。
将棋のように「正解」が決まっている世界ではなく、分からないことだらけの中で、リスクを背負って決断を下さなければならない。この「理不尽さとの付き合い方」を訓練する場として、麻雀以上に適したツールはないのです。
「期待値」という名の最強の羅針盤
麻雀が強い人と、ビジネスで勝ち続ける人には共通の思考回路があります。
それが「期待値(Expected Value)」です。
期待値とは、ある行動をとった時に、確率的に見込める平均的なリターンのことです。
感情や「勘」に頼る人は、この期待値の計算ができていません。
感情で動く初心者、数字で動く上級者
例えば、ブログの記事を書くときで考えてみましょう。
【Aというキーワード】
検索ボリュームは月間10万回。競合は超大手企業ばかり。上位表示できれば月100万円の収益が見込めるが、勝てる確率は1%。
【Bというキーワード】
検索ボリュームは月間1000回。競合は個人ブログのみ。上位表示できれば月1万円の収益だが、勝てる確率は80%。
初心者は「100万円稼ぎたい!」という感情(欲望)だけでAを選び、結果として誰にも読まれない記事を量産して挫折します。
一方、期待値思考ができる人は、冷静にこう計算します。
- Aの期待値:100万円 × 1% = 1万円
- Bの期待値:1万円 × 80% = 8,000円
「おや?これならAの方が期待値が高いじゃないか」と思うかもしれません。しかし、ここに「コスト(時間と労力)」の概念を加えます。
Aの記事を書くにはリサーチ含め100時間かかるとします。Bは5時間で書けます。
時間あたりの期待値を出すと、Bの方が圧倒的に効率が良いことがわかります。麻雀が強い経営者は、このように瞬時に「勝率×リターン」と「リスク・コスト」を天秤にかけ、感情を排して正解を選び続けるのです。
「結果論」を徹底的に排除する
私が麻雀から学んだ最大の教訓は、「正しい判断で負けることはあるし、間違った判断で勝つこともある」という事実です。
確率90%で勝てる勝負に出て、たまたま運悪く負けたとします。
初心者は「なんでだよ!ついてない!」と怒り、次は無謀な勝負に出ようとします。
しかし一流の経営者はこう考えます。
「プロセスは正しかった。100回やれば90回勝てる勝負だったのだから、次も同じ場面が来たら迷わず同じ選択をする」
逆に、適当に書いた記事がたまたまバズったとしても、彼らは喜びません。「なぜ当たったのか?」を分析し、再現性がなければそれは「悪い成功」だと捉えます。
結果論に振り回されず、期待値という羅針盤を信じ抜く強さ。これが長期的な成功の鍵です。
「引き際」の美学:サンクコストの呪縛を断ち切る
麻雀には「オリる」という言葉があります。自分の勝利(アガリ)を諦め、相手に振り込まないよう徹底的に防御に回ることです。
実は、攻撃よりもこの「撤退戦」にこそ、経営者の資質が如実に表れます。
「もったいない」が破滅を招く
ビジネスにおいて撤退判断を鈍らせる最大の要因は「サンクコスト(埋没費用)」です。
「この新規事業にすでに1000万円も投資したんだ。今さら引くに引けない」
「このブログ記事、3日かけて書いたんだから、なんとか公開したい」
麻雀でも全く同じ心理が働きます。
「あと1枚で上がれるところまで手作りしたんだ。ここで危険な牌を切っても勝負だ!」
しかし、場況が変わって相手から強力な攻撃(リーチ)が来た瞬間、その「あと1枚」の価値と「振り込んで失点するリスク」のバランスは崩れています。
強い打ち手は、今まで積み上げてきた手牌を、一瞬でゴミ箱に捨てる決断ができます。なぜなら、「過去にいくら投資したか」は「これからの未来」には何の関係もないことを知っているからです。
生き残ることこそが最優先
麻雀もビジネスも、一発退場(ハコテン・倒産)したらそこで終わりです。
どんなに攻撃力があっても、防御力がゼロならいつか必ず死にます。
「今回は負けを認める。でも、致命傷だけは避ける」
この「負け方の作法」を知っている人だけが、次のチャンスが来た時に万全の状態で勝負できるのです。
ブログ運営でも、「このジャンルはこれ以上伸びない」と判断したら、未練を捨てて別ジャンルにピボット(方向転換)する勇気が必要です。損切りができる人こそが、最終的な勝者になれます。
理不尽な「運」とメンタルマネジメント
どれだけ正しい努力をしても、成果が出ない時期は必ずあります。
麻雀ではこれを「不調期」と呼びますが、この時の過ごし方で人間の器が試されます。
腐らず、焦らず、淡々と
運が悪い時、人はどうしても「何かを変えなきゃ」と焦ってしまいます。
普段はやらないようなハイリスクな賭けに出たり、イライラして周囲に当たったり。麻雀用語で言う**「パンク」**した状態です。
しかし、経営者マインドを持つ人は、不運な時こそ冷静です。
「今は嵐が過ぎ去るのを待つ時期だ。耐えることも戦略の一つだ」と割り切り、最小限の失点でその場をしのぎます。
ブログで言えば、Googleのアップデートでアクセスが激減した時がこれに当たります。
ここで自暴自棄になってサイトを放置するのか、それとも「今は耐える時」と過去記事のリライトなどの地道な作業(守備)に徹するのか。
「ツキ(運)がない時は、誰にでもある。重要なのは、ツキが巡ってきた時にそれを掴める準備ができているかどうかだ」
この言葉を胸に刻んでおけば、不遇の時代も未来への投資期間として前向きに捉えることができます。
全体俯瞰力:自分ではなく「場」を見る
最後に、麻雀から学べるもう一つの重要なスキルが「俯瞰(ふかん)する力」です。
麻雀初心者は、自分の手牌を揃えることに必死で、周りが見えていません。
しかし上級者は、自分の手牌以上に「相手」と「場」を見ています。
| 視点 | 麻雀における思考 | ビジネスにおける思考 |
| 他者視点 | 相手は何を捨てたか?何を欲しがっているか? | 読者は何に悩み、何を検索しているか? |
| 場の空気 | 今は誰も攻めていない静かな場か?乱打戦か? | 市場のトレンドは?競合の動きは活発か? |
| 点数状況 | 自分がトップなら無理しない、ラスならリスクを取る | 業界シェア1位なら守り、後発なら差別化で攻める |
マーケティングは「相手の手を読む」こと
「自分が書きたい記事を書く」のは、麻雀で言えば「相手のリーチを無視して自分の手作りだけに没頭する」ようなものです。それではいつか必ず痛い目を見ます。
読者(相手)が何を求めているのか、Google(場)が何を評価しようとしているのか。
常に自分を客観視し、全体の中での自分の立ち位置を把握する力。このメタ認知能力こそが、SEOで勝ち残るための必須スキルなのです。
まとめ:人生というゲームを攻略するために
ここまで、麻雀とビジネスの共通点について深掘りしてきました。
麻雀は単なる遊びではありません。それは、意思決定の連続であり、メンタルの修練場です。
最後に、今日のポイントをまとめます。
- 不確実性を受け入れる:ビジネスは全てが見えない中で行われるゲームだと認識する。
- 期待値で判断する:感情や結果論ではなく、確率とリターンで動く。
- 勇気ある撤退:サンクコストに囚われず、傷が浅いうちに損切りする。
- メンタルを管理する:不運な時こそ腐らず、次のチャンスに備えて耐える。
もしあなたが、日々のビジネスの判断に疲れていたり、リスクを取るのが怖いと感じているなら、一度麻雀牌を触ってみるのも良いかもしれません。
卓上で学ぶ「負けない技術」は、必ずあなたのビジネス、そして人生を支える強力な武器になるはずです。
私もまだまだ勉強中の身ですが、この「黒猫兄弟」のブログ運営においても、常に期待値を追い求め、読者の皆様にとって最大の価値(役)を提供できるよう精進していきます。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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