従業員が輝く職場づくりの先進事例を評価する「第12回GOOD ACTION AWARD」結果発表
一人ひとりが自分らしく働ける職場づくりを目指す取り組みに光を当てる「第12回GOOD ACTION AWARD」の受賞結果が発表されました。株式会社インディードリクルートパートナーズは、職場をイキイキと変える価値ある取り組み6件を表彰し、13件を入選として選出しました。本アワードは、働く人の個性を信じ、一人ひとりが主体的に活躍できる職場づくりに挑む取り組みを評価しています。

組織変革のトレンド:「個人の自律」と「チームの支え合い」の両立
今回の受賞企業に共通する点は、「個人の自律」と「チームの支え合い」を高い次元で両立させていることです。審査員からは、「これまでの業界慣習や組織のあり方に縛られず、現場から上がった『声』を原動力にして、新たな制度や風土を一つひとつ積み上げていった取り組みが目立つ」との総評が寄せられています。
現在の組織変革のトレンドは、「トップダウン」から「フラットな関係性」へとシフトしています。組織が一方的に決めるのではなく、一人ひとりの「こう働きたい」という想いを引き出し、共に歩む姿勢が、閉塞感を打破し、従業員のエンゲージメントを高める鍵となっています。
受賞企業に見る具体的な「GOOD ACTION」
ここでは、特に注目すべき受賞企業の取り組みをご紹介します。これらの事例は、貴社の組織課題解決や、より良い職場環境の構築に向けた示唆に富んでいます。
最優秀賞:本質的な自律化と構造改革
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側島製罐株式会社(愛知県/製造/45名)
創業119年の老舗製造業でありながら、役職や決裁、マネジメントを廃止し、給与の決定さえも社員に委ねるという本質的な自律化を実現しました。経営と社員が「覚悟の交換」を行い、全社員での対話を通じて理念を策定。自己申告型報酬制度を導入し、社員同士の「投資委員会」で給与や仕事内容に関する対話を繰り返すことで、社員の考え方が「就職」から「事業参画」へと変化し、5期連続の黒字転換を達成しています。 -
株式会社カワキタエクスプレス(三重県/運送/35名)
運送業界において、会社として大切にする姿勢や行動を評価に反映させ、社風を改善しました。月給制への完全移行と360度評価を導入し、若手の採用・定着を促進。理念に共鳴しない社員の離職リスクを覚悟しつつ改革を推進した結果、重大事故の減少や品質向上が法人顧客から高く評価されています。
優秀賞:風土刷新と現場主導の改善
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株式会社よしみ(愛知県/通販・卸・小売/100名)
老舗の家族経営企業において、全社員参画の理念策定とリブランディングを断行。「『働く』を楽しむ」というメッセージを掲げ、風土を刷新しました。現場の声から休暇制度の整備やロゴ刷新などを推進し、社員の提案を実現する体制を構築。女性管理職の誕生やリファラル採用の活性化に繋がり、新商品の考案にも結びついています。 -
社会医療法人仁生会 細木病院(高知県/医療/836名)
専門職の壁や人手不足が課題の医療現場で、職種を超えた組織横断チーム「MSHP(メディカルスタッフハッピープロジェクト)」が現場主導の改善を推進しました。「声を上げても変わらない」という諦め感を払拭するため、現場の声を吸い上げやすい風土づくりを通じて、「無敵タイム」などの施策を導入。有休取得率向上や患者満足度スコア上昇を実現しています。 -
ビーウィズ株式会社(東京都/人材サービス/8,461名)
精神障がい者の特性を理解し、当事者同士が支え合うチーム制を構築することで、現場の「自治」による自律的な仕組みを運用しています。障がいがあるリーダーとメンバーが業務手順を話し合いマニュアルを作成することで当事者意識が芽生え、自発的な業務改善が加速。障がいがある社員と障がいがない社員が共に働き、対等に仕事を任せ合う風土が定着しています。
Cheer up賞:制約のある働き方への対応
- 株式会社ワールドスタッフィング(福岡県/人材サービス/7,400名)
育児や介護などの制約がある方々に対し、全国規模で在宅型の働く環境を設計しました。指導側の教え方を「型化」し、商談記録の全開示とナレッジ共有を文化として定着。データ主導の営業管理と徹底したナレッジ共有により、未経験者でも最短2週間で成果創出が可能な仕組みを構築し、3年以上在籍者の定着率80%を達成しています。
その他の入選事例
上記以外にも、株式会社河一屋、株式会社日東社、学校法人津曲学園 鹿児島修学館中学校・高等学校、Eyes Cream(株式会社Acrea)、株式会社Massive Act、社会福祉法人かるべの郷福祉会、パナソニックグループ 有志コミュニティ 「ここからはじめる心理的安全性の輪」、クラスター株式会社、株式会社ケイミックス、NeweZ株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社ニチギワールド(旧:日本技術センター)、エスエス製薬株式会社EVEブランドといった多岐にわたる企業・団体が、「イキイキと働ける職場づくり」に貢献する取り組みで入選を果たしています。これらの詳細については、公式noteでご覧いただけます。
閉塞感を打破し、新たな働き方を創造する
今回のGOOD ACTION AWARDで評価された事例は、いずれも従来の慣習にとらわれず、現場の声や個人の想いを起点に組織を動かしたものです。管理職の皆様にとって、これらの事例は、組織の閉塞感を打破し、従業員一人ひとりが「こう働きたい」という想いを実現できる職場づくりに向けた、具体的なヒントとなるでしょう。自社の組織文化を見つめ直し、従業員の主体性を引き出すための新たな一歩を踏み出すきっかけとして、ぜひご参考にしてください。
関連情報
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受賞取り組みの詳細については、公式noteをご参照ください。
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株式会社インディードリクルートパートナーズに関する情報はこちらです。


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