雑談が続かないときに|会話をつなぐ3つのフレーズ

雑談がラクになる3つのフレーズ。カフェのカップと会話を表した写真調の表紙

休憩時間や待ち時間に、会話が一度途切れた。「何か話さなければ」と思うほど、次の言葉を探してしまうことはありませんか。

そんなときに使う言葉として、相手の考えを尋ねる、話の続きを聞く、受け取ったことを伝える、という三つを紹介します。面白い話を披露することだけを目指さず、今の話題に一言添えるための例です。

フレーズの受け取られ方は、相手との関係や場面によって変わります。以下の会話は説明用の架空の例であり、誰にでも同じ効果が出るというものではありません。相手が話を続けたいかどうかにも目を向けながら、自分の言い方に置き換えてみてください。

目次

会話をつなぐ三つのフレーズ

フレーズ使う場面言い換えの例
「〇〇さんは、どう思いますか?」共有している話題について、相手の考えを聞く「何か気になったところはありますか?」
「もう少し聞いてもいいですか?」相手が話したことの続きを聞きたい「どんなところが印象に残りましたか?」
「それは大変でしたね」相手が話した負担や苦労を受け止めるうれしい話には「それはうれしいですね」

三つを順番に使う必要はありません。まず一つ、自分が自然に言えそうな言葉を選びます。話題が落ち着いたら、会話をそこで終えることもできます。

1.「〇〇さんは、どう思いますか?」

同じ場所にいることや、すでに共有している話題から、相手の考えを尋ねる言葉です。新しい話題を次々に探すより、今の話について一つ聞いてみる形にできます。

場面例:休憩中、近くのお店の話になった

あなた:「駅前に新しいお店ができましたね。メニューを見たら、ランチもあるみたいです」
相手:「そうですね。前を通りました」
あなた:「〇〇さんは、どんなところが気になりましたか?」
相手:「席が広そうで、ゆっくりできそうだと思いました」
あなた:「私も、落ち着いて座れるところだと入りやすいです」

質問の後には、相手の話に関連する自分の感想を短く添える方法もあります。自分は何も話さず、相手にだけ答え続けてもらう形にする必要はありません。

答えやすい範囲で聞く

急に「最近の社会問題についてどう思いますか」と広いテーマを出すと、答えを考える負担が大きくなる場合があります。最初は、相手がすでに話したことや、目の前の話題に絞ってみます。

「暑いのは得意ですか、苦手ですか」のような二択も、短く答えやすい問いの一つです。一方、「暑い日はどんな飲み物を選びますか」は答え方に幅があります。会話を広げたいからと、いつも長い答えが必要な質問を選ぶわけではありません。

名前を何度も呼ぶなど、フレーズの形を守ろうとしすぎず、その場で自然な言い方を使ってください。

2.「もう少し聞いてもいいですか?」

相手が話してくれたことについて、自分が関心を持った部分を聞く言葉です。「詳しく説明してください」と求めるより、どの部分を聞きたいかを添えると、質問の範囲を伝えられます。

場面例:休日の趣味の話をしている

相手:「週末に、久しぶりにキャンプに行ったんです」
あなた:「久しぶりだったんですね。どんなところが良かったか、もう少し聞いてもいいですか?」
相手:「朝の景色がきれいで、のんびりできました」
あなた:「朝の時間をゆっくり過ごせるのは良さそうですね」

この例では、場所の名前や同行者などを次々に尋ねず、相手が話した体験の一部分を聞いています。気になったことを全部質問する必要はありません。

質問の前に、一度受け取る

相手の話が終わるたびに質問を重ねると、自分も相手も忙しい会話になってしまいます。「久しぶりだったんですね」「その準備に時間をかけたんですね」のように、聞いた内容を短く受け取る言葉を挟む方法があります。

ただし、同じ言葉を繰り返すことを課題にしなくて大丈夫です。相手が続きを話し始めたら、質問を足さずに聞く時間にできます。

仕事の困りごとや私生活の話では、「話せる範囲で大丈夫です」と添えることもできます。話したくないと言われたら、理由を聞き出そうとせず、別の話題に変えるか、その話を終えます。

3.「それは大変でしたね」

相手が負担を感じた出来事を話したときに、その内容を受け止める言葉です。状況を十分に知らないまま、すぐに解決策や評価を返す前の一言として考えられます。

場面例:予定が変わって忙しかった話

相手:「昨日は急に予定が変わって、準備をやり直したんです」
あなた:「準備のやり直しがあったんですね。それは大変でしたね」
相手:「そうなんです。でも、今日は少し落ち着きました」
あなた:「今日は落ち着いたんですね。今は少し休めるといいですね」

「私の方がもっと忙しかった」と自分の話に切り替えたり、「こうすればよかったのに」とすぐに評価したりせず、まず相手が話したことに応じる例です。相手が相談を求めている場合は、「一緒に考えた方がよいですか」と確認することもできます。

相手の気持ちを決め付けない

同じ出来事でも、相手がどう感じたかは本人にしか分からない部分があります。「絶対つらかったですよね」と強く決めるより、話した内容に沿って返し、違う受け取り方だったら修正します。

うれしい話なら「それはうれしいですね」、準備した話なら「そこまで準備されたんですね」など、内容に合う言葉を選びます。「さすがですね」をどの話にも使うより、自分が実際に受け取ったことを短く伝える方が、言葉を選びやすくなります。

深掘りしないことと、会話を終えることも選べる

会話が続く長さだけで、良し悪しを決める必要はありません。相手の仕事や休憩の時間、自分の予定に合わせて、短い挨拶で終えてもよい場面があります。

場面返し方の例
相手が「今は急いでいる」と言った「分かりました。また時間があるときに」
詳しくは話したくないと言われた「分かりました。無理に聞いてしまわないようにしますね」
話題が落ち着いた「お話しできてよかったです。では、また」
自分が作業に戻る時間になった「そろそろ作業に戻りますね。お話、ありがとうございました」

返答が短い、相手が手元を見ている、といった様子だけで「話したくない」と断定はできません。続けてよいか迷うなら、「今、少し話しても大丈夫ですか」と確認できます。

家族、お金、健康、職場の事情など、本人が詳しく話していないことは、会話を続けるためだけに掘り下げなくてよい内容です。仕事上の秘密や、他の人の個人情報に関わる話にも踏み込まないようにします。

沈黙があったら、すぐに埋めなくてもよい

言葉が途切れたとき、相手は考えているのかもしれませんし、話題が一区切りついたのかもしれません。沈黙だけから相手の気持ちを判断せず、少し待つ、目の前の話題を一言添える、会話を終える、という選択肢を持っておきます。

新しい話題を出すなら、「このお店は落ち着いた雰囲気ですね」のような共通の場面から始める方法があります。ただし、相手の外見や持ち物に触れることを、決まった手順にする必要はありません。

言葉が出ない自分を説明しなければならないわけでもありません。何も言わずに少し間を置いたり、「では、また」と挨拶したりして、その場に合う終わり方を選べます。

まずは、自分が言いやすい一言から

「どう思いますか」「もう少し聞いてもいいですか」「それは大変でしたね」。三つのフレーズは、相手の考えを聞き、続きを尋ね、話を受け止めるための例です。

次に誰かと話すときは、一つだけ思い出してみてください。相手が話を続ければ聞き、話題が終わったら挨拶で締める。長く話せたかだけでなく、無理なくやり取りできたかを振り返ってみましょう。

仕事で相手の意図を確認する場面については、仕事の五つの振り返り例でも、返答を推測したままにせず質問する例を紹介しています。

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この記事を書いた人

沖縄で3匹の猫たちと暮らす「沖縄の黒猫」と申します。スマホやAIの進化で色々な情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、得た情報を実践するのは凄く難しいので、得た情報を記事にすることで色々行動出来る様になりたいと思い、サイトを運営しています。

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