ミドルシニア世代が牽引する「越境」の最前線──2025年、キャリアと組織の未来を拓く新潮流

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越境は「個人の挑戦」から「組織戦略」へ──ミドルシニア世代が活きる新たなキャリアパス

近年、「越境」という概念が、個人の学習機会に留まらず、企業や組織の変革を促す戦略的な人材施策へと進化していることをご存知でしょうか。特に2025年においては、ミドルシニア層(40代〜50代以降)の越境参加が顕著に増加しており、企業と個人の双方にとって、新たなキャリアパスと組織成長の鍵となっています。

越境が組織戦略に不可欠な理由

日本企業が直面するイノベーション人材不足や人材の固定化といった構造的課題に対し、組織や業界の枠を超えて実務に関わり、異なる視点や経験を持ち帰る「越境」は、企業変革を促す有効な手段として注目されています。

この動きは、企業の自発的な取り組みに留まらず、政策レベルでも明確に後押しされています。例えば、経済産業省からは越境学習の事例集や伴走者ガイドラインが公表され、越境が「個人任せの学習」ではなく、企業が意図的に設計・支援する人材施策として位置づけられました。また、総務省が推進する地域活性化企業人制度などを通じ、組織や地域の境界を越えた人材流動化も進んでいます。こうした政策的な支援も、越境が社会実装の段階に入っていることを示しています。

越境者の増加とミドルシニア・女性の台頭

株式会社ローンディールが提供する3つの越境支援事業(レンタル移籍、side project、outsight)を通じた越境者数は、直近3年間で着実に増加しています。これは、越境が一過性の取り組みではなく、企業にとって継続的に活用される人材施策として定着し始めていることを示唆しています。

年間越境者数の変化

特に注目すべきは、越境の担い手に大きな変化が見られる点です。2025年には、ミドルシニア層(50代以上)の参加が顕著に増加しました。2024年には全体の1.8%に留まっていたミドルシニア層の比率は、2025年には13.0%へと大きく上昇しています。

越境者の年齢内訳

この変化の背景には、定年延長や役割の変化を背景としたミドルシニアのキャリア自律という社会的テーマがあります。企業側では、豊富な経験や専門性を持つ人材をいかに活かし続けるかが重要な課題となる一方、個人側でも「これまでの経験を別の形で活かしたい」「社外との関わりを通じて自分の可能性を広げたい」という意識が高まっています。越境は、こうした双方の課題意識が交差する現実的な選択肢として機能し始めているのです。

参考記事:50代からの「越境」という選択肢 | 住友生命・臼田明生さんが見つけた「社会の中での“のびしろ”」

また、女性の越境者も増加傾向にあり、side projectにおける女性比率は2024年の23.1%から2025年には30.8%へと上昇しました。レンタル移籍においても、2024年の13.3%から2025年は22.0%となり、前年から拡大しています。期間や関わり方を選べる越境は、ライフイベントを経験しながらもキャリアへの挑戦を続けたい女性にとって、安心感のある選択肢として機能しています。

越境のフィールドは事業の中核へ

越境先での業務内容を見ると、越境がより幅広い層に開かれたフェーズに入っていることが明らかです。営業・マーケティング、新規事業開発、経営・事業戦略といった事業の中核領域をはじめ、IT・システム開発やコーポレート領域など、越境のフィールドは多岐にわたります。

越境者の越境先での業務内容

年間約150名の越境者が、自身の専門性を活かしながら実務に関与しており、越境は表層的な学習に留まらず、具体的な成果につながる実践的な取り組みとして機能しています。

越境をキャリア形成の一環として捉える

越境は、もはや一部の人材による特別な取り組みではなく、企業と個人の変化を支える実践的な人材・組織開発の手法として定着し始めています。ミドルシニア世代の皆さまが持つ豊富な経験と専門性は、越境を通じて新たなフィールドで活かされ、組織に還元されることで、企業と社会の持続的な発展に貢献するでしょう。

株式会社ローンディールは、越境を通じて人と組織が新たな可能性に出会い、変化を実装していくプロセスを支援し続けています。同社の主な事業は以下の通りです。

  • レンタル移籍:大企業の人材を半年〜1年間ベンチャー企業の事業に参画させ育成する、次世代リーダー向けプログラム https://loandeal.jp/

  • outsight:オンラインでベンチャー企業の経営者と議論を交わす他流試合プログラム https://outsight.jp/

  • side project:20%・3ヶ月ベンチャー企業のプロジェクトに参加する社外兼務型研修プログラム https://sideproject.jp/

ご自身のキャリアをさらに深化させ、組織に新たな価値をもたらすために、越境という選択肢を真剣に検討されてはいかがでしょうか。それはきっと、新たな発見と成長の機会となるはずです。

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この記事を書いた人

沖縄で3匹の猫たちと暮らす「沖縄の黒猫」と申します。スマホやAIの進化で色々な情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、得た情報を実践するのは凄く難しいので、得た情報を記事にすることで色々行動出来る様になりたいと思い、サイトを運営しています。

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