AI時代におけるキャリアの羅針盤:意思決定力の重要性
現代はAI技術の急速な進展により、私たちの働き方やキャリア形成のあり方が大きく変化している時代です。このような環境下で、ビジネスパーソンが自身のキャリアを主体的に築き、価値を発揮し続けるためには、AIには代替できない「人間ならではの能力」を磨くことが不可欠であると結論付けられます。
急速なAIの進化と求められる能力の変化
AI技術の進化は、データ分析や資料作成といった「答えのある問いを解く能力」が求められる業務の多くを自動化しつつあります。これにより、これまで評価されてきた定型的な業務遂行能力の価値は相対的に低下し、人間が担うべき役割が再定義されつつあります。
人間ならではの「決断し、責任を取る」能力
AIがどれほど高度化しても、最終的な「決断を下し、その結果に責任を負い、実行する」というプロセスは、依然として人間にしかできない領域です。この「意思決定力」こそが、これからのAI時代にビジネスパーソンに強く求められる能力であると言えるでしょう。
特別対談連載「AI時代に求められる人材とは」の概要
株式会社トランビは、このような時代背景を受け、経営学の第一人者である早稲田大学大学院経営管理研究科教授の入山章栄氏と、同社代表取締役CEOの高橋聡氏による特別対談連載「AI時代に求められる人材とは」をTRANBI公式noteにて公開しました。この連載は2026年2月5日から4月8日にかけて全3回で配信され、AI時代におけるキャリア形成のヒントが多角的に議論されています。

連載テーマと各回の内容
この対談連載では、「継キャリ(継続するキャリア)」をテーマに、個人が環境に依存せず主体的にキャリアを更新し続ける重要性が掘り下げられています。
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第1回:AI時代に人間が担う役割と「場数」の重要性
同質的な環境に留まることによる成長の限界と、異なる環境での越境経験がもたらす視野拡張の価値について議論されています。
詳細はこちら:https://note.com/tranbi/n/n8cb052ef0a34 -
第2回:大リストラ時代に、個人はどう自分のキャリアを築くか
副業やM&Aといった具体的な手段を通じて、自ら機会を創出し、キャリアの選択肢を広げる実践的な考え方が論じられています。
詳細はこちら:https://note.com/tranbi/n/n1248a3375673 -
第3回:もし自分が会社を買ったら?入山教授が案件を見ながら「継キャリ」を考えてみた
実際のM&A案件を題材に、リアルな事例に基づいた意思決定や価値の見極め方が議論され、継キャリを現実的な選択肢として捉える視点が提示されています。
詳細はこちら:https://note.com/tranbi/n/na2158bba3ff6
この連載は、継キャリに初めて触れる方や、現在のキャリアについて悩んでいる方にとって、具体的なヒントとなる内容が豊富に詰まっています。
新たなキャリア選択肢「継キャリ」がもたらす実践的経験
「継キャリ(継業キャリア)」とは、事業承継を通じて経営の現場でリアルな意思決定経験を積むキャリア形成のあり方を指します。これは、就職・転職・起業に次ぐ「第4のキャリア選択肢」として提唱されており、意思決定ができる人材の育成に貢献すると考えられています。
継キャリ推進プロジェクトについて
トランビは、後継者不在という社会課題の解決と、ビジネスパーソンのキャリアアップを同時に実現する選択肢として継業(継キャリ)を推進するプロジェクトを展開しています。既存事業を承継することで、ゼロからの起業では得がたい実践的な経営経験や意思決定力を身につけることが可能になります。
プロジェクトHP:https://www.tranbi.com/buy/inherit/
このプロジェクトは、株式会社トランビ、入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール教授)、田中研之輔氏(法政大学キャリアデザイン学部教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事)といった構成メンバーによって推進されています。
M&Aプラットフォーム「TRANBI」が支援する継キャリ

TRANBI(トランビ)は、日本初の事業承継・M&Aマッチングプラットフォームとして2011年にサービスを開始しました。法人・個人、業種・事業規模を問わず、全国から事業を「譲りたい人」と「引き継ぎたい人」が出会えるオンラインの場を提供し、誰もがM&Aに挑戦できる社会の実現を目指しています。
売り手には匿名での案件公開や伴走支援サービスを、買い手には多様な条件から希望に合った事業を検索・交渉できる機能を提供しています。また、全国の金融機関、自治体、事業承継・引継ぎ支援センター等と連携し、地域に根ざしたスモールM&Aや後継者不在企業の支援にも注力している点が特徴です。
2021年には料金体系を月額定額制に刷新し、中小企業や個人にも利用しやすい仕組みを整備しました。「はじめてのM&AならTRANBI」を掲げ、売り手向けの支援サービスや、副業・M&Aへの挑戦を志すユーザー同士をつなぐオンラインコミュニティの運営など、M&Aのすそ野を広げる取り組みを行っています。2025年には登録ユーザー数が20万者を超え、幅広い層に利用されています。
TRANBIの詳細は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.tranbi.com/
まとめ
AI技術の進化がもたらす変化の中で、ビジネスパーソンには「意思決定力」をはじめとする人間ならではの能力がより一層求められています。早稲田大学の入山章栄教授とTRANBIの高橋聡代表による対談連載は、この新たな時代を生き抜くためのキャリア戦略について深く考察する貴重な機会を提供しています。特に、事業承継を通じた「継キャリ」は、実践的な経営経験と意思決定力を養うための有効な選択肢として注目に値します。自身のキャリアを見つめ直し、未来を切り開くための一歩を踏み出す上で、これらの情報が皆様の一助となれば幸いです。


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