新東通信、AIドリブン宣言から半年で全社員の7割がAI中級者に到達
株式会社新東通信は、「AIドリブン宣言」からわずか半年で、全社員の70%以上がAI中級者(汎用AIを業務で使いこなせる水準)に到達したことを発表しました。この実践的なAI経営変革のノウハウを体系化した書籍『リーダーのための逆転AI戦略 —人を育て、組織文化を変え、事業を創造する』が、2026年3月30日に宣伝会議より発売されます。これは、リソースが限られる中堅企業がAIを経営に取り入れ、競争力を高める上で極めて貴重な示唆を与えるものです。
AIを「企業のOS」と捉え、経営者自らが変革を主導
新東通信がこのような短期間で目覚ましい成果を上げた背景には、AIを単なる便利な道具ではなく、「企業のあり方そのものを変革するOS(オペレーティングシステム)」と捉え、代表取締役社長である谷 鉃也氏が自ら先頭に立ち、全社的なAI導入と人材育成を強力に推進したことがあります。この経営トップによる強いコミットメントが、組織全体の変革を加速させた主要因と言えるでしょう。
「AIドリブン宣言」半年の具体的な成果
新東通信は2025年9月1日に「AIドリブン宣言」を発表して以来、以下の具体的な成果を実現しています。
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AI活用レベルの可視化と認定制度: 全社員のAI活用レベルを1〜10の独自基準で明確に可視化し、認定制度を設計しました。これにより、個々の社員のスキルレベルが把握できるだけでなく、目標設定も容易になります。
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AI中級者比率の向上: 宣言から半年で、レベル4(AI中級者:汎用AIを業務で使いこなせる水準)以上の社員比率が60%に到達。さらに、レベル6(AI中上級者:業務自動化を自ら設計できる水準)以上の社員も6%に達しました。これは、単なる利用に留まらず、業務に深くAIを組み込む能力を持つ社員が増加していることを示しています。
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経営トップによる研修: 社長である谷氏自らがカリキュラムを設計し、全社研修の講師として登壇しました。経営者が直接指導することで、AI活用の重要性と具体的な方向性が社員に明確に伝わったと考えられます。
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AIエージェント「Iris」の採用: 共同ピーアール株式会社では、谷氏自身が設計・開発を主導したAIエージェント「Iris(アイリス)」を会長秘書として正式採用しました。これは、AIが単なる業務補助ツールではなく、組織の一員として機能し得ることを示す先進的な事例です。Irisの活動はX(旧Twitter)アカウントにて公開されています。
中堅企業のための実践書『リーダーのための逆転AI戦略』
新東通信のAI経営変革のノウハウは、書籍『リーダーのための逆転AI戦略 —人を育て、組織文化を変え、事業を創造する』として体系化され、2026年3月30日に発売されます。本書は、特に大手企業のやり方をそのまま真似できない中堅企業の経営者やDX推進担当者に向けて、明日から実践できるロードマップを提供することを目的としています。

本書は以下の三層構造で、実践的な知見を提供します。
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第一層「人材育成」: 全社員のAIレベル可視化、10段階の認定制度設計、社長が講師を務める研修プログラムの全容が詳述されています。
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第二層「業務改善」: 日常業務へのAI実装事例、「ボイススケッチ」「100クリエイティブ」といった自社開発AIツールの開発秘話と運用実態が紹介されます。
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第三層「事業創造」: AIエージェントIris開発の舞台裏、AIを起点とした新規事業の構想と実行プロセスが語られます。
著者の谷氏は、理論家やコンサルタントではなく、社員300名規模の広告グループを率いる現役の経営者です。上場企業の会長として説明責任を果たしながら、自らAIエージェントを開発し、全社員の研修に立ち、組織文化を変えてきた当事者としての記録は、国内のAI関連書籍において類を見ない実践的な内容と言えるでしょう。谷氏自身の試行錯誤や失敗談も包み隠さず公開されており、読者は「自分たちもできる」という具体的なヒントを得られるはずです。
株式会社新東通信について
新東通信は、「何かおもろいことないか」を行動原理に活動する広告会社です。総合広告事業に加え、地域創生事業やSDGs事業など多岐にわたる事業を展開し、未来のビジネスを創造しています。

まとめ
新東通信の「AIドリブン宣言」による急速なAI人材育成と、そのノウハウをまとめた書籍の発売は、多くの企業にとってAI時代を生き抜くための実践的な手本となるでしょう。特に、変化への対応に課題を抱える中堅・中小企業のリーダーにとって、本書は「逆転」のきっかけとなる一冊となるに違いありません。AIを経営のOSとして捉え、自社に合わせた戦略を構築する上で、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。


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