大人の学びを習慣化する3つの秘訣:データが示す「継続の鍵」とは

目次

学びを継続するための3つの重要な要因

要因1:学ぶ理由を明確にする

学習を継続する上で最も基本的な要素の一つは、「なぜ学ぶのか」という理由を明確にすることです。コクヨのIoT文具「大人のやる気ペン」の利用データを分析した結果、学習の理由を具体的に記述したユーザーは、そうでないユーザーと比較して、連続学習日数が長くなる傾向が見られました。

これは、ベネッセが長年の教育支援で培ってきた、子どもたちにおける目標設定の重要性が、大人の学びにもそのまま当てはまることを示唆しています。大人の場合、行動の背景に明確な目的や理由がないと行動に移しにくい傾向があるため、「自分自身の人生を豊かにするため」といった主体的かつ具体的な学習目標を言語化することが、継続の有効な手段と考えられます。

ユーザーが入力した「学ぶ理由」

コメント有りの割合のグラフ

要因2:最初の6日間を乗り越える

新たな学習を始める際、最初の期間の継続がその後の習慣形成に大きく影響することがデータから示されています。「大人のやる気ペン」とベネッセが国内展開するオンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」の双方のデータを分析した結果、利用開始から2〜6日間継続して学習した人は、その後30日間での学習日数が右肩上がりに増える傾向が確認されました。

この「最初の6日間」は、新たな学習を「自分事」として捉え、習慣化していくための重要なブースト期間であると言えます。この期間に意識的に学習を継続することで、その後の学習へのモチベーション維持につながるでしょう。

連続学習後30日間の平均学習日数グラフ

連続学習日数の影響を示す図

要因3:朝型学習を取り入れる

学習時間を「朝(午前中)」に設定しているユーザーは、夜型や不定期に学習するユーザーと比較して、学習日数が多い傾向が見られました。仕事や家庭のタスクに追われる日中や、一日の疲れが出る夜とは異なり、朝の時間は静かで集中しやすい環境が整っています。

「朝型学習」は、こうした環境を最大限に活用し、継続的な学びを実現するための有効な手段であると考えられます。多忙な日々の中でも、一日の始まりに学習時間を確保することが、学びを習慣化する上で大きな助けとなるでしょう。

学習日数を曜日・時間帯別に比較したヒートマップ

コクヨとベネッセの共同プロジェクトについて

コクヨとベネッセは、長年にわたり子どもたちの学びを支えてきた知見とノウハウを活かし、現在は「大人のやる気ペン」や「Udemy」などを通じて「大人の学び」の支援にも取り組んでいます。今回の共同分析は、2025年7月より推進している社会人の「学び続けたい」という想いを応援する共同プロジェクトの第3弾として実施されました。

両社は、今後も変化の激しい社会において、学びを通じて一人ひとりが挑戦し、人生を豊かにできる未来の実現に貢献していく方針です。

コクヨ株式会社 経営企画本部 イノベーションセンター IoT事業戦略ユニット やる気ペングループ グループリーダーの中井信彦氏は、「今回、『学びたいのに、続かない』という大人の共通の悩みに、具体的なヒントを示すことができました。文具と学習コンテンツという異なるアプローチを持つ両社のデータが、3つの鍵で一致した事実に確信を深めています。この知見は、従来の精神論ではない、誰もが学習を継続できる『新しいスタンダード』を創る礎となるものと信じています」とコメントしています。

コクヨ 中井信彦氏の顔写真

また、株式会社ベネッセコーポレーション マーケティング統括部 部長の菊井顕治氏は、「今回の共同分析で、学びを習慣化するための具体的なヒントをデータから導き出せたことを大変意義深く感じています。今回導き出された3つの要因は、忙しい社会人が学びを続けるうえで実践しやすく、効果的なポイントです。新しい年を迎え、学びを始めたい、続けたいと考える方々にとって、この知見が力強い後押しになると考えます」と述べています。

ベネッセ 菊井顕治氏の顔写真

関連サービスと情報

今回の分析で活用された「大人のやる気ペン」と「Udemy」は、大人の学びを強力にサポートするツールです。

「大人のやる気ペン」は、資格取得やリスキリング(新しいスキルの習得)など、目標に向かって学習する大人をサポートするために開発されたIoT文具です。ペンを動かした時間を可視化し、スマートフォンと連携することでモチベーション維持を助けます。ゲーミフィケーション(ゲームの要素を応用すること)や、他のユーザーとのコミュニケーション機能により、孤独になりがちな大人の学びに寄り添います。

「Udemy」は、米国Udemy社が運営する世界8,200万人が学ぶオンライン学習プラットフォームです。世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をつなげ、最新の生成AIからビジネススキルまで、幅広いテーマを学ぶことができます。

これらの知見とツールを活用し、ぜひ新たな学びの習慣を築いてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

沖縄で3匹の猫たちと暮らす「沖縄の黒猫」と申します。スマホやAIの進化で色々な情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、得た情報を実践するのは凄く難しいので、得た情報を記事にすることで色々行動出来る様になりたいと思い、サイトを運営しています。

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