ブログやnoteを始めたいのに、何を書けばよいか決まらない。そんなときは、幅広いテーマを探すより、「誰が、どんな場面で困っているか」を一つ選ぶと構成を作りやすくなります。
この記事では、これまでの仕事や趣味からテーマを見つけ、最初の3記事を組み立てる方法を紹介します。以下の題材は説明用の例であり、筆者の利用体験や収益実績を示すものではありません。ブログとnoteの機能・料金・収益化条件の比較ではなく、どちらにも使える企画の考え方を扱います。
テーマは「詳しいこと」より「具体的に説明できること」から
「旅行」「仕事」「趣味」というテーマは広く、そのままでは一記事に何を入れるか迷います。そこに読者と場面を加えてみましょう。「旅行」なら、雨で予定を変えたい家族。「仕事」なら、初めて手順書を作る担当者。「趣味」なら、道具を初めて買う人という具合です。
自分が説明できる範囲も合わせて考えます。経験した手順、自分で比較した条件、公式資料から確認した情報は書けます。一方、使っていない商品を使ったように紹介することや、実績のない売上を作ることは、読者の判断を誤らせます。
三つの候補を同じ基準で比べる
| 候補の例 | 読者の困りごと | 用意できる材料 | 追加確認 |
|---|---|---|---|
| 初心者向けの手順書 | 操作の順番が分からない | 自分で作る架空の作例 | ソフトの現行操作と社内情報の除外 |
| 趣味の道具の選び方 | 必要な機能が決まらない | 自分の利用記録、公式仕様 | 型番・仕様・価格の変更 |
| 雨の日の観光計画 | 屋外の予定が使えない | 公式の営業時間・料金・アクセス | 臨時休館と訪問日の条件 |
この段階では、競合が少なそうという理由だけで選ばず、自分が事実確認と更新を続けられる題材を優先します。検索されるかどうかを考える際も、「役立つ情報を継続して用意できるか」と分けて判断します。
最初の3記事は、異なる疑問に答える
同じ話を言い換えて増やすより、読者が進む順番に合わせて記事の役割を分けます。例として「初めて手順書を作る人」を対象にすると、次の三つが考えられます。
| 記事 | 答える疑問 | 載せる具体物 |
|---|---|---|
| 1:作る前の準備 | 誰に、何を伝えるか | 対象者・目的・範囲の記入表 |
| 2:構成の作り方 | どの順番で書くか | 架空の作業を使った構成例 |
| 3:公開前の見直し | 読んで実行できるか | 前提条件・操作・例外の確認表 |
1記事目だけを読んでも一つの疑問が解決するように書きます。続きへのリンクは、先の記事を読まないと理解できない説明を省くためではなく、次の疑問を持った読者を案内するために置きます。
一記事の下書きは、五つの欄から始める
企画メモ 読者:[経験や置かれている状況] 場面:[いつ、何をしようとしているか] 疑問:[一つに絞る] 記事で渡すもの:[比較表、手順、記入例など] 書かない範囲:[別の疑問や未確認事項]
例えば「手順書の作り方を解説する」だけでは範囲が広すぎます。「初めて作る担当者に、書き始める前の確認表を渡す」まで決めると、必要な見出しが絞れます。冒頭で記事を読むと何ができるかを伝え、本文には実際に記入できる表や説明用の例を置きましょう。
専門用語を使う場合は、最初に意味を説明します。慣れた人には当たり前の前提が、初心者にはつまずく箇所になるためです。操作手順なら、開始前の状態と、終わったことを確認する方法を両方書くと、読者が途中で迷いにくくなります。
経験・調査・提案を分けて書く
記事の信頼性を考えるときは、筆者がどうしてその説明をできるのかを示します。自分で試したことは条件と結果を記録し、調べたことは情報源を示します。独自に考えた進め方は「提案」「一例」と明記します。
旅行記事で未訪問の施設を扱うなら、公式情報を比較した記事と書けます。「現地で感動した」などの体験を補う必要はありません。比較する対象と条件が具体的なら、調査を整理した記事にも役立つ用途があります。
AIで文章を整える場合も、事実の確認まで自動で済んだとは考えないでください。IPAが公開する資料でも、生成AIによる不正確な出力がリスクとして扱われています。自分で確認できない内容は削るか、未確認の点として扱います。
公開前に、読者の作業を一度たどる
見出しだけを読んで記事の流れが分かるか、表の空欄に何を書くのか分かるか、例の条件が途中で変わっていないかを確認します。手順の記事なら、書いた順番だけで説明用の作業をたどり、必要な前提が抜けていないかを見直します。
料金や仕様など変わる情報には、確認日と公式情報へのリンクを付けます。古くなりやすい項目をメモしておけば、更新の際に全体を調べ直す負担を減らせます。アクセスや売上がまだ少なくても、記事を一つ改善する材料は残せます。
収益化より先に決めておくこと
有料記事にする、広告を掲載するなどの方法を選ぶ前に、読者に何を提供するかを明確にします。無料で分かる範囲と、購入後に得られる内容を説明できないまま価格だけを決めると、期待のずれが生じやすくなります。各サービスの最新の規約や販売条件は、利用時に公式情報で確認してください。
まずは候補を三つ書き出し、そのうち一つについて企画メモを埋めてみます。長く続けるための判断方法は、仕事を振り返る5つの例でも扱っています。
参考資料と記事の位置づけ
IPA公開「テキスト生成AIの導入・運用ガイドライン」を、AIの出力確認に関する部分で参照しました。テーマ比較表、3記事の組み立て方、企画メモは当サイトの編集上の提案です。情報確認日:2026年10月4日。


コメント
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[…] 企画表と架空の構成例は当サイトの編集上の提案です。最初の題材を選ぶ方法は経験からテーマを絞る記事でも扱っています。まず対象者と渡す具体物を一行ずつ書くところから始められます。 […]